幾年の愛を


「やめて…こんな事したくない…いい子でいるから、
お姉ちゃんを傷つけたくない」


「黙りな!勝手にでてくるんじゃないよ!
あんたはこういうことでしか
役の立たないいらない餓鬼なんだよ!」



いらない?邪魔?
どうしてそんな事を簡単に言える。
どうしていらない子がいる…
どうしてそれを悪魔何かが決められる!



「黙れ…お前にこの子を好き勝手言う権利なんかないっ
出ていけ…この子中から消えろ!」



また周りは光、女の子の中にいたと思われる悪魔が
でてきた。


「なっ!」


「悪魔風情が…この子の何を知っている!」


何言ってるの?何をしているの?
こんなの私が知ってる私じゃない!










「采羽」



気がつけば私は倒れていた。


「私…は」


「覚えてないのか?」


「……はい」



 
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