漆黒に佇む一輪の華
1.プロローグ
ずっと怖くてたまらなかった




信じていた仲間に裏切られて捨てられて見放されて





"お前はもういらない"





と突き放されたあの日のことを今でも鮮明に覚えてる





そしていつか誰からも要らないと、必要とされない日が来るんじゃないかって





ずっとずっと怖かった





でもそんなとき君と出会って





私の世界は変わった









「俺はお前じゃなきゃ嫌なんだよ」









"私"という1人の人間をこんなにも愛してくれてありがとう






"私"のことをこんなにも信じてくれてありがとう




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