漆黒に佇む一輪の華
神楽side




俺たちは今、奏汰さんがいるという隣町の繁華街に向かっている




奏汰さんとは涼架のお兄さんのことで話だけはよく涼架から聞いていた




涼「私のお兄ちゃんは月輝っていう名前で活動してて悪い奴らを倒してるんだ!!」




そういって自慢げに話す涼架がどこか懐かしく感じたのは久しぶりで。




チラッと横をみると秋弥は窓の外を見てボーッとしていた




涼架のことを考えているのだろうか




秋弥あれはお前のせいじゃねぇ、、でも秋弥はきっと自分のせいだと今もずっと責任を感じているに違いない




蛹「みな様 着きました」




悠「うわぁ懐かしい」




割と広い繁華街だから早く探さねぇといなくなっちまうかもな




和「本当にここに奏汰さんがいるのか?」




神「おい奏汰さん、探しに行くぞ」
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