漆黒に佇む一輪の華
吏人の声が少し震えてる
俯きながら手を固く握りしめて.....




雄「俺ら、悠里が嵐を去ったあとに本当に後悔した何やってんだって...もっともっと違う形で悠里のこと守れたんじゃないかって」




悠「奏汰と、同じようなこと言わないでよ...みんなはただ私も守ろうとしてくれたんだよね?奏汰から全部話は聞いたよ本当にありがとう」




嵐のみんなや奏汰は悪いどころか私を守ろうとしてくれていただけなのは頭では理解しているのにどうしても...あの時の皆の顔や言葉がフラッシュバックしそうになる_______




"泣いたらダメ"
そう自分に必死に言い聞かせひたすら耐えた




吏「理由はあったにしろ俺らは悠里にひどいことをしたのは変わらない謝って済む話じゃないことは分かってる気が済むまで殴ってくれ」




悠「理由が理由だったからもう大丈夫謝らなくてもいいから、だからこれからは昔の同じように接してほしい...かな」




隼「__ッそのことなんだけさ悠里...」




吏「悠里がよければまた嵐の総長に戻ってきてほしい、あんなことをしてしまった俺らがこんなこと言えた事じゃねぇってわかってる...でもそれでも俺らは皆戻ってきてほしいってずっと思ってる嵐には悠里が必要なんだ」
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