漆黒に佇む一輪の華
悠「うるさいっ!!!!!!」




私は気づいたら大声で叫んでいた。




みんなは目を見開いてびっくりしている。





亮「ゆ、悠里?」





悠「私の名前を呼ばないで」





また仲間を失うのなら





悠「さようなら みんな」





もう前みたいな思いはしたくないから





亮「なんでだよ、、悠里っ!!」





心を押し殺そう





悠「私は”裏切り者”なんだよ?」





私は冷ややかな視線をみんなに向けてそう言い放つ。





穂「なんで裏切ったのよ!」





その穂夏の言葉に私の中で何かが切れたような気がした。





悠「なんで?特に理由なんてないよ、みんなといるのが、、飽きただけ」




最後の言葉に詰まってしまった私にとってとても辛い言葉だったから。




私は今上手く笑えてるだろうか





穂「ひどいよ!」





穂夏は相変わらず泣いていてでもやっぱり瞳の奥は笑っている





亮「悠里を朱羅の姫から、、降ろす」





悠「っ、、言われなくても降りるよ」





鼻で笑ってやった
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