漆黒に佇む一輪の華
?「そう怒るな」




この人…また笑ってる…




悠「何か私に用ですか?」




私がそう聞くと




?「俺の名前は水浦 神楽だ覚えておいてくれ」




それだけ言って立ち去っていってしまった。




水浦 神楽?




悠「もう…意味分かんない…」




私は走って家に帰った。




家に帰ってからベッドにダイブしていろんなことを考えるうちにいつの間にか水浦 神楽のことも朱羅のことも忘れて寝てしまっていた





___________






目が覚めたのは午前6時過ぎ




さすがに寝すぎたかも、、首が痛い




悠「もう…朝か、、」





もうきっと私が登校するときには朱羅を裏切って姫が交代したとか噂が流れているんだろうな…





悠「学校行くの嫌だな、、」




そう思いながらもゆっくりと学校へ行く準備をして




悠「行ってきます…」




私がそう言ったけれど返事はない。




両親は私が小さい頃に亡くなっている。




それから親戚の家に預かって貰うことになったけど




私が迷惑をかけてしまうから、と断った。
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