漆黒に佇む一輪の華

亮太side




俺の名前は柴崎 亮太




朱羅という族の総長をしている。




全国トップレベルの族で割と名の知れた族でもある。




そんな俺たち朱羅の姫の麻生 悠里は




誰もが振り向く絶世の美少女で俺の彼女でもある




いつも俺のことを




悠「りょう！」




って呼んでくれていた。




でも幸せな日々はそう長くは続かなかった




俺たちのクラスに




桜ノ宮 穂夏




という女が転校してきた。




女の席は運悪く俺の隣になってしつこく話しかけてきた。




やっぱりどいつもこいつも俺の地位目当て




うざい




それしかこいつには思わなかった




こいつは無視しとけばいい




そう思っていたのに女は何かと俺たちに絡んできた




それも特に悠里には必要にから見に行ってるようにみえる




あいつは俺らが屋上にいても絶対に来る




本当にうざいほどまとわりついて来る




そしてある時 俺は女に話があると言われて2人で話がしたいとそう言われた。




誰が2人で話なんかするもんかと




最初は断ったが悠里が行ってこいと言うから仕方なく女についていった。