漆黒に佇む一輪の華
亮「2回も言わせんじゃねぇ」




悠「りょ、りょう?」




りょうの顔を覗き込むとちょっぴり顔が赤かった




こんなりょうを見るのは初めてで…




私も顔を赤くしながら




悠「私も好き」




と小さく言った。




するとさっきまで顔を伏せていたりょうの顔がバッと上がり





亮「ほ、本当か?」





と信じられないと言う顔をしている





悠「うん!」





亮「そうか、、」





今までに見たことないくらいの笑顔を放ったりょうはとてもカッコよかった。




あれからりょうの彼女になってもっと朱羅のみんなとも仲良くなった。




穂「よろしくね?柴崎くん?」




その一言で我に返った




こういうときの私の勘は嫌ほど当たる



私の予想的に”朱羅の姫”になる気がしてたまらない




穂「よろしくね?悠里ちゃん」




悠「うん」




"また"私の居場所はなくなっちゃうの?




タイムリミットまであとちょっとかもしれない




私はボーッと窓の外を見ながらそんなことを考えていた
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