漆黒に佇む一輪の華
悠里





俺はお前のこと…





信じてたのに





ガチャ





屋上のドアを開けるとそこには朱羅のみんなたちと楽しそうに笑う悠里の姿があった





その笑顔も本当なのか嘘なのか





今は頭がグジャグジャで





晴「遅かったじゃん」





晴陽の言われて言葉なんて俺の耳にはもう入ってこない





亮「みんなに話したいことがある」





俺がそう言うと悠里の表情が少し険しくなったのがわかった





悠里には何も言わず説明してくれとだけ言ってみる





すると悠里は





悠「なんのこと?」





まぁ突然の反応だよな…





チラッとみるとあの女はまた目に涙を溜めていて




穂「とぼけないでよ!」





と突然叫んだ





悠「とぼける?だからなんのこと?」





悠里の方は本当に何も知らないって感じなのか…





それともこれも全部





演技なのか





亮「悠里、、瀧沢組と組んで俺たちを潰そうとしているっていうのは本当なのか?」





俺は思い切って聞いてみた
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