漆黒に佇む一輪の華

先生「入ってこい」





ガラガラガラガラと扉を開ける音がして





入って来たのは皆多分初めて会う男だっていうのに悠里だけは少しびっくりしている様子だった




知り合い…なのか？





先生「簡単に自己紹介してくれ」





？「水浦 神楽ですよろしく」





水浦神楽…




神「また会ったな悠里」




水浦が悠里に向かって言った言葉に眉がピクッと動いた




やっぱ知り合いなんじゃねぇか




先生「なんだお前ら知り合いか？」




悠「た、ただの顔見知りで…す」




悠里がオロオロした感じで答える




席を決めようをしたら





神「麻生の隣にしてもらっていいですか？」





水浦がそう言って悠里の隣に座った





ガタ





神「よろしくな悠里」





んだよ呼び捨てで呼びやがって仲良さげかよ





なんか親しそうに話してる





イライラしている事を自分は否定しなければいけないのに立場なのに





イライラしてしまっている事実





それは




きっと




まだ





悠里が





好きだからなんだよな





未練タラタラじゃねぇか俺、、






亮太end