漆黒に佇む一輪の華
杏「ねぇ悠里、これからも普通に接してくれる、、?」





ここは裏庭 周りには誰もいない





苦笑いしている杏莉に胸が苦しくなる





家が財閥関係だと分かると媚びを売ってくるような子が今までたくさんいたらしい





悠「当たり前だよ」





杏「ありがとう、、」





ニコッと微笑む杏莉はとても可愛いかった





私の秘密も言った方がいいのかな…と少しばかり悩んでしまう





悠「…杏莉あのさ…」





杏「どうした?何でも言ってよ?でも無理にとは言わないからゆっくり自分のペースで話して欲しい」





こんな出会ってすぐに秘密を打ち明けようと思える友達に出会えるなんて思わなかった





杏莉にならなぜか話せそうな気がして





悠「この話聞いても…友達…やめないでいてくれる?」





勇気をだして言ってみることにした。





杏「うーん…話によるかな?」





悠「え…」





杏「嘘だって!真に受けないでよ!」





杏莉の方が焦ってる




冗談か…




びっくりした…




悠「焦ったよ杏莉…」





杏「ごめん!許して!」





悠「じゃあさ、その代わり聞いて?私の秘密」





杏「ゆっくりでいいからね?無理しないでよ?」





悠「ありがと大丈夫だよなんか杏莉には話せそうな気がするから…」





私も逃げてばかりじゃダメ






悠里end
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