漆黒に佇む一輪の華
仲間の優しさにもう一度触れたい





1度だけでいいからまた会いたい





嫌われててもいいから





会いたい





ただ一目だけでいいから会いたい





悠「さてと…これが私の過去かな」





私がそう言うと





杏「なんでもっと早くに出会えなかったんだろうね…私たち」





と言って切なそうに笑う杏莉





悠「ありがとう杏莉そんなふうに言ってくれて」





杏「悠里は強いよでも…1人で溜めすぎなんだよ、、これからは私にも頼ってね」





悠「私なんかのために泣いてくれてありがとう…」





杏「私なんかのためにって言わないで」





あ…んり…





悠「でも実際は…それくらいの存在価値しかないんだよ私には…」





自分で言ったのに…




ちょっと傷つくかも…





杏「ねぇ悠里…今…私といて楽しい?」





杏莉の真剣な目に思わず唾を飲んだ
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