漆黒に佇む一輪の華
少し間が空いて....でも微かに声が震えてる





悠「質問に答えてくれてどうもありがとう」





秋「......何も聞かねぇんだな」





悠「別に無理に笑わなくていいですし無理に聞こうとも思っていません」





そう言うと秋弥さんの肩がピクッと動いた





秋「無理になんか...笑ってねぇよ」





悠「これ以上喋ったら秋弥さんが壊れそうで私が怖いんです」





秋「うるせぇよ...」





神楽たちを呼ぼうと幹部室を出ようとしたら





秋「秋弥でいい、あと敬語もいらないから」





それだけ言い残して先に幹部室を出て行ってしまった。





神「早かったな」





悠「最後まで話せなかったけど秋弥が話したいと思ってくれるまで待つよ」





自分から話してくれるの待ってるから、と私は密かに心の中で言った。





神「今日は帰るか?疲れただろ」




悠「半分くらい神楽のせいだけどね」




神「んでだよ、送るから下で待っとけ」
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