漆黒に佇む一輪の華
亮「、、華姫?」




華姫という単語を聞いてピンときたのかりょうは思いきり顔を上げた。




亮「お前龍華だったのかよ、、」




さすがのりょうでも龍華と聞くと驚いたのか拳に力が入る




亮「悠里…華姫になったのか?」




悠「うん、神楽たちを信じてみようと思ったから」




亮「...そうか」




りょうの表情は何かを決意したような顔で神楽に視線を向けた




神「んだよ」




亮「悠里を取り返す」




なに言ってんの、、?




悠「なんで…今更…」




そう言うとりょうはゆっくりと視線を神楽から私に変えた





亮「今日…悠里が学校来なくて拉致されたんじゃないかとか誘拐されたんじゃないかとか考えたら居ても立っても居られなかった」
< 76 / 145 >

この作品をシェア

pagetop