漆黒に佇む一輪の華
呉「それはありえねぇ話だな」




和「だって涼架の兄貴が全てブロックしてるはずだから」




兄貴?
涼架、お兄さんいたんだ…




悠「お兄さんって誰なの?」




秋「坂森 奏汰さんっていう一匹狼で有名な人だ、、"月輝"っていう通り名がついてる」




その瞬間ドクンと自分の血液が波打つ音が聞こえそうなほど心臓が飛び跳ねたのが分かった




私は嵐にいた時代、密かに単独でも行動をしていたときがある




そのときの名前は"月華"




悠「坂森 奏汰、、月輝、、」




これは偶然なのか必然なのかわからない









「俺は坂森 奏汰って言うんだ!よろしくな!」




私にそう声をかけていた人物がいた




いつの間にか私たちにはそれぞれ通り名がついていて2人で”月光”と呼ばれていた




でもある日




奏「俺…どうしたらいいのか分かんなかったんだ…大切なやつを守れなかったんだ」




そう言い残して奏汰は私の前から姿を消した
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