漆黒に佇む一輪の華
そしてあの時のことをみんなに言うと




神「そんなことがあったんだな…」




呉「悠里が苦しい時に側にいてやれなくてごめんな?」




和「幹部たち何やってんだよ…」




秋「奏汰さんももしかして嵐にいたのか?」




悠「みんなありがとう…奏汰は嵐には入ってないけどその頃単独でも活動しててその時の相方だったんだよ」




そうなのか?



と言いたげなみんなの表情にクスリと笑いそうになる




秋「今…奏汰さんと連絡って取れるのか?」




悠「奏汰の連絡先が変わってなかったら…ね」




あれから1度も使っていない奏汰の連絡先
どうしても奏汰の連絡先は消せなかったからまだ残ってる。




秋「ダメ元でもいいから1度連絡とってくれないか?」




悠「え?…今?」





秋「頼む!」




悠「分かった…」




スマホを取り出し”奏汰”と書かれた画面をタップし耳元にスマホを持っていく。




プルルルルルルルル




シーンとした部屋にリズムよく機械音が鳴り響く
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