漆黒に佇む一輪の華
悠「な、何を、、」




亮「今でも毎日思い出すんだよ昔みたいに悠里が俺の隣で笑っていた日のこと」




腕の中にいた悠里の肩がピクッと動いた




そしたら水浦が奪い返すように悠里の腕を引っ張ってあっという間に悠里は水浦の腕の中にいた




神「お前どういうつもりか知らないけど今後一切悠里に関わらないでくれ」




水浦に低い声でそう言われたけど俺は負けじと言う




亮「お前こそ…悠里に関わるな」




でも次の瞬間俺は身体に電源が走ったような感覚に襲われた、、なぜなら




神「ーー華姫を…守るのは当たり前だろ?」




水浦が少し口角を上げながら言ったからだった




亮「、、華姫?」




"華姫"って、、、




亮「お前龍華だったのかよ、、」




”龍華”



世界のトップに君臨する族で伝説の族の嵐がいなくなってからその座を譲ったことはない強い力を持っている




亮「悠里…華姫になったのか?」
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