漆黒に佇む一輪の華
悠「うん、神楽たちを信じてみようと思ったから」




言いにくそうに悠里がそう言った




”信じてみようと思ったから”




悠里のその言葉が胸に刺さった




好きな奴の事…こんなに苦しめて…何がしたんだ俺は…何をやってるんだ…




亮「...そうか」




ただ…俺は悠里のことが好きで




どんな時でも俺らの事を1番に考えてくれた奴が…




神「んだよ」




黙った俺に不審に思ったのか水浦が口を開いた




亮「悠里を取り返す」




2人の目を見てしっかり断言した




2人は目を見開いて固まっている
< 91 / 145 >

この作品をシェア

pagetop