桜の舞う世界
「巫女と交わる事が叶わないのならば、愛する巫女に殺されるならば、それで巫女が苦しい気持ちを抱えるならば……俺は……」
「君を守るためにどんなことでもするよ…
たとえ巫女から俺が居なくなったとしても」
「なに、言ってるのシズキ………」
嫌な胸騒ぎ
ドクドクと胸が弾む
「巫女、愛してる、心の底から……こんな事を言っても巫女は忘れるのだろうな…」
本当に何、言ってるのシズキ…?
「シズキ?……」