桜の舞う世界
っと元気いっぱいに返事をした
「それでは見してやろう。まずはこの妖を滅する方法からだ」
女の子の父親は素早い手つきで形を作り
「なっ!お前は神主か!滅されてたまるか!」
暴言を吐く黒い物体に向けて
「悪霊退散」
と静かに言った
それを見ていた女の子は
「私もなりたい……父上の様に」
と強く思ったのでした
それから女の子は歳を
重ねる度に
術を磨いていきました
これが将来少女が
人々を救う第一歩の
夏の出来事だったのです
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