ダントツ!!16番人気の翔馬くん finalステージ
ドキンっ!!


あたしはさらに熱を帯びた顔を翔馬くんの体に埋めた。


するとあたしを抱きしめながら耳許に唇を寄せた翔馬くんは、


『最後まで…言わせて。』


吐息混じりに囁いた。


『んっ…やぁ…』


『好き…』


『あっ…はぁっ…』


『大好き…』


『んんっ…あっ…』


あたしは翔馬くんの甘い囁きを受けながら、声を漏らした。


『あっ、翔馬くっ…ん…』


『…っ…んっ?』


『あっ…やぁっ…』


そして…


あたしは翔馬くんの熱い吐息と体を全身で感じながら、フッと意識を手放した。

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