ダントツ!!16番人気の翔馬くん finalステージ
なに?この、微妙な感じ…


あたしは翔馬くんを見つめながら一抹の不安を覚えた。


まっ、まさか…


『ねぇ…翔馬くん…』


そして呟いたその時…


『美味いよ。』



『へっ?』


翔馬くんはフッと目を細めながら、あたしの髪を優しく梳いてくれた。

< 9 / 80 >

この作品をシェア

pagetop