二色の音色~生まれた詩~
男子たちの暴言に耐えられなくなったあたしは、教室を飛び出した。
「待って!!詩乃ちゃん!」
さきちゃんがあたしを呼んでいたが気にせず走った。
泣きながら走った。
とにかく走った。
「待って!!詩乃ちゃん!」
さきちゃんがあたしを呼んでいたが気にせず走った。
泣きながら走った。
とにかく走った。