嘘つき姫と真実の姫
「お姉ちゃん梨花ちゃんが呼んでいるよ」



梨花が?




「わかったわ。下りましょ」




下に行くにつれて聞こえてくる泣き声と叫び声




リビングのドアを開けるとまさに地獄絵図




花瓶などはすべて割れて床に落ちてあり、整理していたはずの本は床に散らばっていた






「なに、これ?梨花?どうしたの?」




「( 'ω')ふぇっ(*゚ノO゚)<ママァァァアアアーーーー」



私は取り敢えず梨花が落ち着くまで背中を摩っていた



梨花が落ち着いた頃



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