こんなに好きなのに


「楽しそう〜っ!」


それから電車にのってついた場所は最近出来た有名なテーマパークだった。


「いいの?お金………」


大路君が自分が出すって言って出してくれたんだけど…安くないはず。


「いいよ。これぐらい!」


「でも…せっかくバイトして貯めたお金を私なんかに使うなんて…勿体ないよ、」


「何言ってんの?俺がバイトしてるのはほのちゃんと遊ぶお金を貯めるためやで?やから気にせんといて!」


「ありがとう。」


本当に私の嬉しい事ばっかり言ってくれる……。
どうして私なんかにこんなに優しくしてくれるの?


私は………もぅ少しで…………



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