こんなに好きなのに
夜ご飯を一緒に食べて…テレビを見ながらリラックスしていた。
「……ほのちゃん。電話なってない?」
「ほんとだ……」
マナーモードにしてたからわからなかった…
【着信 麻果】
「もしもし?」
「今、どこにいるの?」
「彼氏のとこ………」
「よかった。お父さんが心配してた…私に連絡入れるぐらいね。…電話でないの?」
「今はお父さんに会いたくない…」
「彼氏の家に泊まるの?」
「うん…」
「明日、私の家おいで。」
「えっ……いいの?」
「こんな時じゃないと来れないでしょ?」
「うん!」
「じゃぁ、頑張るのよ…私は絶対に穂香の味方だから!」
「ありがと…麻果。」