こんなに好きなのに



「………夕陽、あんた専属モデルやりなさいよ?」


「なっ…なんで!?」


夕菜が言った。


「やってよ…私の顔に泥ぬるきなの?」


「え…?」


「やらないと……」


「わかったわかった!何で泥ぬるん?」


「私が山岸さんにあんたを勧めたから。」


「なんて自分勝手な…」


「まぁ、いいじゃん!」


「はぁ………」


…明日は久しぶりの学校や。ほのちゃんと普通に話せるかな?



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