もう一度届きますように。
1週間後、ツバサはアメリカへ旅立った。

それは別れを意味した。
どちらからとも言うことはなかったけど、
きっとお互いわかってた。

いつ帰ってくるかわからない、
だからツバサは私を連れてこうとしたんだ。
でもそれに応えられなかった私は
もうツバサのそばにいる資格はない。


私たちは
お互いそれぞれまた進み始めた。
< 126 / 137 >

この作品をシェア

pagetop