もう一度届きますように。
ツバサはいまもinfinityで活動を続けている。

と、いえどももう31になるツバサ。
カケルなんてもう36だ。
2人ともライブで体力が持たないと
しんどそうにいつも語っていた。


『ったく、カナタのやつ。聞いたか?
パパだしゃいとか言いやがって。』
庭で遊ぶ2人の子供をみて
幸せそうに笑うツバサ。


『もう歳だもんねーツバサも。』
『キヨ、お前…キヨの方がおばさんじゃねーか。』
『はぁ?!よくも女の人に向かってそんなこと言えるね。』

コーヒーの入ったコップを
勢いよくツバサの目の前に置く。

『うそじゃん。いまも綺麗だよ。』

ツバサはそういうと私に
軽くキスをした。

『そういうのずるい。』
ツバサに身体を預けると
ツバサは今度は深いキスをした。
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