もう一度届きますように。
カランコロン

今日もいつもと変わらず誰かが店に来る。

『キヨ〜!久しぶり!』
店に入ってきたのはサングラスをかけた
巻き髪の女性。

『アンリさん!!!』

横峰アンリ。
私と同い年の女優だ。
アンリもツバサたちのようにいまじゃ常連客。
同い年の私たちは
アンリが初めて店に来た日から
少しずつ話し始め今では結構仲がいい方だ。


『てかキヨ髪いつ切ったの!』
『今日ですよ。』
『ショートも似合うよ。』
アンリはそう言って笑った。
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