もう一度届きますように。
『今日収録があってさ。』
『そういえばこないだね!』
『てか知ってる?!』
最後に来店したのは半年前。
アンリはその半年間の話を
たくさんしてくれた。
嬉しそうに話したり悲しそうに話したり
怒りを抑えきれなかったり
喜怒哀楽が激しい彼女は話を聞いていても
思わず笑ってしまう。
『今日infinityと共演だったんだけどさ。』
お酒を作る私の横に立つ
ユウさんにアンリはそう言った。
久しぶりに聞いたようなその名前に
思わず手を止めてしまう。
『ボーカルの子、名前なんだっけかな〜。』
『杉岡ツバサ?』
ユウさんは得意げに答える。
『そうそう!その子!その杉岡ツバサって子。
今日収録中に声出なくなっちゃって
大変だったの。』
え?
ツバサが?
声出なくなっちゃったって
どういうことなの。
『そういえばこないだね!』
『てか知ってる?!』
最後に来店したのは半年前。
アンリはその半年間の話を
たくさんしてくれた。
嬉しそうに話したり悲しそうに話したり
怒りを抑えきれなかったり
喜怒哀楽が激しい彼女は話を聞いていても
思わず笑ってしまう。
『今日infinityと共演だったんだけどさ。』
お酒を作る私の横に立つ
ユウさんにアンリはそう言った。
久しぶりに聞いたようなその名前に
思わず手を止めてしまう。
『ボーカルの子、名前なんだっけかな〜。』
『杉岡ツバサ?』
ユウさんは得意げに答える。
『そうそう!その子!その杉岡ツバサって子。
今日収録中に声出なくなっちゃって
大変だったの。』
え?
ツバサが?
声出なくなっちゃったって
どういうことなの。