もう一度届きますように。
『あ!キヨもういる!』
そう言って入ってきたのはの金髪の少年。
いやもう青年というべきか。

『ツバサお前また髪の毛染めただろー。』
ユウさんは顔を見るなり顔をしかめた。

『そんな嫌そうな顔しないでよユウさん。
どー?キヨ。キヨの好きな金髪。』
明るくなった頭を指差しながら私に視線を向ける。

『私別に金髪好きじゃないですよ。』
ふふと笑いながらグラスを片付ける。

『キヨまでそーやって…。』
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