もう一度届きますように。
#2
『そんでさー。』
ユウさんとタイキとサクラはなんだかいつの間にか話を繰り広げている。
ツバサとカケルは2人で笑いながら、
お酒を嗜んでいた。
『午前12時を迎えました。』
infinityの曲を流していたのがいつのまにか
ラジオに切り替わっている。
今日も1日が終わった。
明日は休みだ。
ゆっくりできるなーと考えていた。
『キヨ、はい。』
ツバサに呼ばれ顔を上げる。
ツバサは大きなぬいぐるみを持っていた。
『ん?なにこれ…。』
笑いながら私はぬいぐるみを撫でる。
『プレゼント!!!!誕生日!
ハッピーバースデー!!』
ツバサがそう言うと同時に
4人がクラッカーを鳴らした。
びっくりしてきょとんとする顔の私を見て
カケルは爆笑した。
『自分の誕生日、忘れちゃったの?』
カケルが笑いをこらえながら言った。
あ、私今日誕生日か…。
東京に出て一人暮らしを始めてから
誕生日はただの年を重ねるだけの日だとしか思わなくていつのまにか誕生日すら忘れてしまっていた。
『自分の誕生日忘れちゃダメでしょー。』
ツバサは私にぬいぐるみを押し付けた。
大好きなテディベア。
いつかテディベアが好きと話したことを
ツバサは覚えてくれてたのだろうか。
嬉しくて思わず笑みがこぼれた。
ユウさんとタイキとサクラはなんだかいつの間にか話を繰り広げている。
ツバサとカケルは2人で笑いながら、
お酒を嗜んでいた。
『午前12時を迎えました。』
infinityの曲を流していたのがいつのまにか
ラジオに切り替わっている。
今日も1日が終わった。
明日は休みだ。
ゆっくりできるなーと考えていた。
『キヨ、はい。』
ツバサに呼ばれ顔を上げる。
ツバサは大きなぬいぐるみを持っていた。
『ん?なにこれ…。』
笑いながら私はぬいぐるみを撫でる。
『プレゼント!!!!誕生日!
ハッピーバースデー!!』
ツバサがそう言うと同時に
4人がクラッカーを鳴らした。
びっくりしてきょとんとする顔の私を見て
カケルは爆笑した。
『自分の誕生日、忘れちゃったの?』
カケルが笑いをこらえながら言った。
あ、私今日誕生日か…。
東京に出て一人暮らしを始めてから
誕生日はただの年を重ねるだけの日だとしか思わなくていつのまにか誕生日すら忘れてしまっていた。
『自分の誕生日忘れちゃダメでしょー。』
ツバサは私にぬいぐるみを押し付けた。
大好きなテディベア。
いつかテディベアが好きと話したことを
ツバサは覚えてくれてたのだろうか。
嬉しくて思わず笑みがこぼれた。