もう一度届きますように。
レンが帰って
部屋に1人になって
ただテーブルの上のマグカップを見つめてた。

冷めたコーヒーに
私が映る。

どれくらいそうしていただろうか、
気づけば時計は日にちをまたいでいた。

明日も仕事。
寝なければ。
そう思うのに
目を閉じても寝れそうにない。

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