暴走族に恋をする。
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「じゃーねー」
「バイバーイ」
そして放課後、そんな教室の中…
「じゃあ、俺バンドの練習あるし先帰るな!」
暁斗くんも急いで教室を出ていった。
「俺らも行こ!」
「うん。
莉奈も途中まで一緒に帰る?
私たちも駅の方行くし。」
「あー、うん。そう「莉奈!」
……池田さんか…
今私と話してたのにそれを遮るってどうなの?
待ってるでしょ、普通。
「……なに?」
「今日は私と帰らない?
いい?天宮さん。」
「え…」
……なぜ私に聞く?
莉奈が決めることじゃん。
「……いいよ。一緒に帰ろ。
じゃあね、桜子。また明日。」
「あ、うん。バイバイ。」
莉奈はそういって池田さんと教室を出ていった。
……けど、前に池田さんって莉奈の悪口をいってたとかって言ってなかった?
莉奈はそれで避けてたんじゃなかったの?
……女はよくわかんないなぁ…
「じゃあ俺らも行こ!」
「あ、うん。そうだね。」