恋なんてしなきゃよかった






「よし!今日も頑張ろ!」
そう呟いて気合を入れるため、両手で頬をパンッパンッと2回叩いた


机の上にあるスクールバックをとり、
勢いよくドアから部屋をでた

リビングには眠たそうに携帯をいじりながら朝ごはんを食べる双子の弟
急がないと遅刻だというのにマイペースにご飯を食べつづけている

お母さんとお父さんは朝早くから仕事。

お父さんが病院で1番偉い…つまり、院長の仕事。お母さんが副院長。

朝早くでて、夜遅くに帰ってくる。
一応できるだけ毎日帰ってくるけどその姿をあまり見た事がない









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