恋なんてしなきゃよかった
「あっ、そだ。」私の姿を見かねた弟が私に話しかける。
弟と話すなんて久しぶ…
「俺さ、姉貴と同じ学校に転校する事になったから。」
り。って
「えっ!?」
どういう事!?なんで?
ありえない。
「俺な。生徒を殴っちって。」今にもてへぺろ☆って言いそうな感じだ
「んで、退学になっちゃって、転校する場所は学校の校則がゆるーいとこが、
いいなーって思って。」
それで私の所の校則のゆっるーい学校に転校すると言う事か。
「一応、双子じゃあ無いってことで!」
わざわざ律儀に同じ学校に転校すると言ってきたのはそのためか。
まあ、この弟と双子ってなったらまわりが騒ぎだすしね。
金髪に黒色のメッシュを入れている弟。
その容姿はなかなかの女にモテる顔…
そして私はザッ地味子。
同じ双子と思えない。
「いーよ。」
アイツだけは関わらない方がいい、、
のちのちめんどくなる
「あっそだ。黒か茶色にして学校にこいよ」
これは忠告。これでもまだ金髪なら知らない。
「なにを?」
「髪の毛」
そう言って私は家を出た