SOS~言葉にならない苦しみ~

ナナと仲良くなってから休み時間も教室でナナと過ごすことが増えた。
素直に新しい友達ができて楽しくて嬉しかった。

だけど昼休みだけはいつもユミと会う約束だった。
学校の人気のないところに2人で行って授業が始まるギリギリまでしゃべるのが習慣だった。




──ある日の昼休み…

「ねぇ、お昼ひとりなんだけど一緒に話そ〜♪」

何気なくナナに声をかけられた。
断ろうかとも思ったけど1人で寂しい思いをするのかなとも思うと放っておけなかった。

「いいよ♪」

そう言ってナナと昼休みを過ごした。
教室に呼びに来たユミに謝って。


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