SOS~言葉にならない苦しみ~

次の日も声をかけられた…
その次の日もその次の日も…

だんだん違うクラスのユミとつながってた唯一の時間が壊れる音がした気がした。
怖くなった。

でもなぜかナナに直接言う勇気もなくて小さなメモに手紙を書いた。


〔 ごめんっ…昼休みはもともとユミと会う約束してて今日からはそっち行きたいから…一緒にいれないの、ほんとにごめんね(._.`)〕


精一杯謝って申し訳ない気持ち伝えたつもりだった。

その日、久しぶりに昼休みユミと会った。
ユミは今まで寂しかったことをブツブツ言いながらも、前と同じようにまた笑って一緒にしゃべってくれた。
心の底からホッとした…


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