SOS~言葉にならない苦しみ~
チャイムが鳴り教室に戻り席につくと机に手紙が入っていた。
ナナからだった。
〔 もういいよ、、うちのこと好きって言ってくれてたのにそんなあっさり捨てられると思わんかった。ばいばい。〕
頭が真っ白になった。
なに?え…私が悪いのかな
捨ててない…そんなつもりない
ナナは友達を独占したがるようだった…
休み時間も授業のグループ活動でも掃除時間も放課後も…
今思うとずっとナナに連れられてる気がしていた。
クラスで唯一の"友達"を失ったも同然だった。
その日から教室は地獄だった。
ナナにはもちろん完全に無視された。
ナナは顔が広く、同じクラスの子からも何もしてないのに無視されることも多かった。
いくらユミという親友がいるからって
同じクラスに友達がいないのは私にとって耐えがたいストレスになった。
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