君が笑顔でいる未来なら


そんな“中学生の私”を、“高校生の私”は見ていた。





――ああ、これは夢だ。





私がずっと囚われてるあの時の夢…。





もう何度この夢を見ただろう。


心の柵は、いつになったら無くなるのだろう…。





そう思って目を閉じようとしたその時、いきなり場面が変わった。





あたり一面満開の桜。





その先に…




















…黒髪に、青い瞳の男の子――。



















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