TUG of WAR ~恋のつな引き~
「本当に?今俺時間あるから教えてもいいけど。」
「いやいいです!三野谷さんに教えてもらうので!」
お願いしたらまた先生のこと好きになっちゃう。
それに内容は理解しているし。
「分かった。」
先生はそう返事すると、
何か言いたげな顔をする。
まさかこの間の話題切り出される……!?
「わ、私急いでいるので帰りま…」
「一つだけ聞かせて。」
早口でまくし立ててさっさと帰ろうと思ったが、先生に呼び止められた。
仕方なく先生の方を向く。
「お見舞い来てくれた日、いきなり電話してごめん。
追い払ったくせに電話するなんて我儘だったよな。」
そんな優しくしなくていい。
迷惑な生徒だと思って突っぱねてよ。
「どうして電話切った?」
「いやいいです!三野谷さんに教えてもらうので!」
お願いしたらまた先生のこと好きになっちゃう。
それに内容は理解しているし。
「分かった。」
先生はそう返事すると、
何か言いたげな顔をする。
まさかこの間の話題切り出される……!?
「わ、私急いでいるので帰りま…」
「一つだけ聞かせて。」
早口でまくし立ててさっさと帰ろうと思ったが、先生に呼び止められた。
仕方なく先生の方を向く。
「お見舞い来てくれた日、いきなり電話してごめん。
追い払ったくせに電話するなんて我儘だったよな。」
そんな優しくしなくていい。
迷惑な生徒だと思って突っぱねてよ。
「どうして電話切った?」