TUG of WAR ~恋のつな引き~
「え、助手席…ですか?」
「に決まってるだろ。それじゃ相談しにくいし。」
まだ担任と生徒の面談っていう設定なのか。
「…分かりました。」
しぶしぶ助手席に乗ったはいいけど、
急に緊張感が襲ってきた。
気付けば、先生と向かう合うことはあっても
隣に座るのは初めてかもしれない。
車が発車してから2,3分くらい経っただろうか。
未だに車内に会話は全くない。
ちらっと先生の方を向くと、何食わぬ顔をしていた。
……助手席に誘った癖に何も喋らないだなんて。
「先生何か話してくださいよ。」
「何かって……うーん……。」
先生は気まずそうな顔をしている。
これはもしや…。
「もしかして緊張してます?」
「えっ?」
素っ頓狂な声が出たので、確実に図星だ。
思わず大きな声で笑ってしまった。
「に決まってるだろ。それじゃ相談しにくいし。」
まだ担任と生徒の面談っていう設定なのか。
「…分かりました。」
しぶしぶ助手席に乗ったはいいけど、
急に緊張感が襲ってきた。
気付けば、先生と向かう合うことはあっても
隣に座るのは初めてかもしれない。
車が発車してから2,3分くらい経っただろうか。
未だに車内に会話は全くない。
ちらっと先生の方を向くと、何食わぬ顔をしていた。
……助手席に誘った癖に何も喋らないだなんて。
「先生何か話してくださいよ。」
「何かって……うーん……。」
先生は気まずそうな顔をしている。
これはもしや…。
「もしかして緊張してます?」
「えっ?」
素っ頓狂な声が出たので、確実に図星だ。
思わず大きな声で笑ってしまった。