残念な天使
「分かったよ、じゃあ一年だけな!」

【分かってくれたか、なら良かった、

天使、後は頼むぞ!

ここを案内してやれ】

『はい、神様!』

そして神様はまたすうっと姿を消してしまった。

「なぁ天使、あんたなんで関西弁なんだ?」

『うちは関西出身なんや、

神様に言われて東京弁に直す様にはしてるんやけどな』

「東京弁て標準語の事か?

ほとんど関西弁に聞こえるぞ!」

『そうか?』


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