残念な天使
「天使?!こんなずんぐりむっくりなんが?」

『ずんぐりむっくりとはなんや!

見た目は関係あらへん、

天使になったら人間の体は捨てなきゃいけへんのや、

しゃあないやないけ!

それに、これでも一応天使検定8級もっとるんやで、

立派な天使やないけ!』

「天使検定?なんだそれ、

一体何級からあるんだよ…

『8級からや!』

「なんだ、まだ天使なりたてじゃねえか!

それで、その天使がなんで俺の前に居るんだ?

一体ここどこなんだよ!」






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