恋は世界の片隅に【短編集】


「見ないでって…それはこっちの台詞だっつの!」


「だって……」


「だってじゃねーよ。何かあるなら言えってば!」


「……」


「ははーん、分かった。
お前、俺のこと好きなんだろ?」


「……うん」


「ハハ。やっぱりな!




…………って、エェッ!?」



――自分で振っておいて、何よ、その反応。


椅子からずり落ちそうになってるし。


明らかに動揺してる。

やっぱり、唐突すぎたかな?




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