*オレを嫌いなキミが好き。*日本一(ピュア)の総長 × 日本一暴走族嫌い女子*
でも、すぐ断った。
時計を見たら確か5時を過ぎていたし、第一今から先輩の家に行くなんて変だ。出来ない。
"帰ります"って伝えたら、そしたら茜先輩は、"分かった。じゃあ家まで送るよ"……って苦笑いして………………。
そして、そして……………………
どうなったんだっけ?
そうだ、大丈夫ですって断ったけど、家の近くまで送るって言われれて……………………。
ミシッッ─────
「……!?」
何ッ!?
今のなんの音ッ!?
静かだったのに、急に変な音がした。
天井だ、天井で音がする。
ミシッ‼………………ミシッ‼………………
軋むような音と震動が闇のなかから伝わってくる。
ビクッ……っと身体に緊張が走った。
まさか天井、潰れたりしないよ、ね……!?
嫌だよ、わけも分からずペシャンコになるのはッ‼