*オレを嫌いなキミが好き。*日本一(ピュア)の総長 × 日本一暴走族嫌い女子*
消えそうな声でそう呟いたきり、ポロっと涙を落とした。
「………………っ!?」
え、えええええええええええぇぇ!?
なに、ツンデレ!?ツンデレなの!?
ここにきてその可愛さはエグいよ!?
まさかのギャップ萌えに頭が噴火するかと思った。
さっきまで自分がなにを熱くなってたのか分からない。
「……千歳……かわいい……」
「………………………………は?」
「かわいいよ!世界一かわいいよ!オレ……余裕ないんだ、怒鳴ってゴメン」