きみに想い届くかな?



大輔くんだ!

お水とおしぼりを運んだきたみたい。


「悪い、1人いきなり休んだ人がいて…

代わりに晴香が入ったんだ」


と、申し訳なさそうに大輔くんが言う。


「全然いいよ、しょうがないもん」


「美亜もいきなり来るなよなぁ〜。

来るなら来るって言ってくれ」

ちょっと困った顔の大輔くん。


「ごめんね、今日なら大丈夫かも。。って思ったんだ。

晴香ちゃんもいるとは、思ってなくて」


「とりあえず、ご注文は?

あんまり話してると怪しまれる」


「そ、そうだね。じゃあ、メロンソーダ!」


「お前、メロンソーダ好きだなぁ」

呆れ顔の大輔くん。

呆れ顔もステキ!




そして、大輔くんはカウンターに戻っていった。











< 119 / 150 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop