きみに想い届くかな?
ドキドキして南井くんが来るのを待っていると、
私に話しかけてくる人物が。
2人。
1人目は、ゆりちゃんだ。
黒板の文字が私の字だと気づき、
「あの意味深な言葉は?誰に向けているの?もしかして…(ニヤニヤ)」
「あれって、みあちゃんの字じゃない?」
2人目は、剛くんだ。
剛くんにも私が南井くんに片想いしてることは、話していたけど
この間告白したことは話していないので
ちょっとどういう状況かわからず
びっくりしている。
私もまさか剛くんも私の字に気づくとは思っていなくて、
どう反応していいのかテンパっていると…
それを見かねた、ゆりちゃんが
助け舟を出してくれた。